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物流と在庫
電気回路の設計ノウハウ

定年後の人生

敵は本能寺にあり
敵は社内組織にあり

令和の会社

昭和の高度成長期から平成、そして令和へ
仕事がパソコン、ネットへと便利になる中で、コンプライアンスの時代と言われる
いい事か悪い事かは、これからの時代の人たちの考え方だろう


会社は、社員(人集団)が製品、サービスを提供することによって、その代償として利益を得る。
だから、人が欲しがる製品・サービス又は福祉を提供するために日夜仕事する
自分のやっている仕事が、製品またはサービスのどの部分に該当し、給料(報酬)に反映しているか考える事が必要である。
この基本概念を見失わなければ、会社は発展できる。

しかし、最近は、この概念を知らない雇われ経営者、幹部社員が多くなっているのが現実である。

仕事は、製品サービスへのお客様への直接仕事、と会社内部への仕事が
ある。
大企業ほど、お客様へ直接接する比率が少なるため、顧客が見えず
なんのために仕事をしているのか勘違いしている社員も少なくない。

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例を言えば、報告書を作る事が仕事、と勘違いしている上司や社員のなんと多い事か

担当は1時間ほど製品開発・検討して、その報告書作成のため1週間費やす
上司が報告書を求めるからだ
極端な例だが、必要な上司が担当者から1時間も話を聞けば、会議も報告書もいらない
記録だけなら、1日で終わる仕事であろう。

こんな例も多い
毎日 「夜10時まで残業して、忙しい」という社員がいるが、
その仕事は、顧客のどの部分に相当するのか??と考えれば、
必要のない残業であることがわかるだろう。
上司が帰らないから、なかなか帰れない、上司は部下が帰らないので、先に帰るわけにはいかない。阿吽の呼吸で 夜の10時なのだ、
ただ、残業で生活費を稼いでいることもあるので否定はしない。

ただ、IT産業などの残業は、本当に自分以外できないため、残業が多いのも事実である。

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最近、不具合が発生すると、対処できない幹部社員のなんと多い事か?
実務社員は不具合を知っていても、そのままほっておく。言うと上司に怒られるからだ。
コンプライアンスと言う言葉がマイナスに働いている
給料減らないし、アイデアを発言すると、自分の負担も増えるのでルール以外の事はやらない。
顧客への対処を先に行う優秀な社員は左遷されてしまうのが、大企業だ。
今、大会社で画期的なものや新製品が生まれないのはそのためだ。
コンプライアンスと言う言葉が、社員の保身に働いている。
保身を優先した社員が幹部社員になるため、大企業はそのデフレスパイラルから、なかなか脱出できないのだ。
だから、大企業も傾く、、、、
しかし、捨てたものでもないのも事実だ、会社が傾くと、いままでの倦怠期の幹部社員は淘汰され、別のリーダーが現れるからだ。
資金力にものを言わせ、ベンチャー企業から技術を買い入れる事ができる。

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若い社員にノウハウがない理由も最近の大企業の特徴である。、
昔は、、、、新入社員は、先輩の仕事を見て育つ、新人は先輩の仕事を見て、盗んで進歩する。
今は、先輩は別の仕事、新人は別の仕事、教わる先輩がいない
先輩が退職すると、ノウハウは失われてしまう。
ノウハウを持つ仕事は下請けがやっているため、
今、大企業の社員は技術力は弱い。

現実の例であるが、
私自身が、中堅の社員と電気回路の話をしても、話が通じない
当然開発の幹部社員もレベルも低い、、
大企業では、電気設計部門で、回路がわかっている人は数名もいないのが現状なのだ。
回路不具合が生じても、対処するのは下請け、、、
社員はノウハウが無いので数か月無駄な時間を費やす。
助けを求めたくても、熟練定年社員は退職していないのである。

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セキュリテイやISO900*の意味も考える時期かもしれない
これらは、顧客へのサービスにどれだけ貢献しているのか??と
本当に必要なのか、目的はなんなのか?。
残念ながら、今の会社の幹部社員も答えられる人は少ない。

銀行などのセキュリテイは顧客に重大な損失を与えるので、重要な仕事で
その代償を顧客からもらう意味がある。
パソコンの無い時代には、重要書類は鍵かけてロッカーにしまっていた。
今は、フォルダーにロックかけている。

しかし、ルールの為のルールを作り上げ、社内のつまらない文書などに、個人セキュリテイをかけて、アクセスできないようにする目的はなんだろうか?

会社のパソコンにセキュリテイとか言って、2つも3つもパスワードを付けて、満足している。何の目的??。
そもそも、会社のパソコンはプライベートで使用するものではないので、個人情報は入っていないはずだから、パスワードなんていらないと思うのだが。
パスワードの目的は、社員以外が企業情報にさわれる環境のためのセキュリテイとして生まれのだが、初心に帰った方がよいかもしれない、


最近の面白い例では 7ペイであろう
大企業病の例かもしれない
 7がソフトやシステムを作れるわけではないので、数社がシステムを含め提案して
 採用したのだろうが、
 その数社はプロなはずだ、セキュリティの脆弱さも自分でわかっているはずなのに
 なぜ、進言しなかったのか?
 サラリーマン化した業者、担当は恐らくわかっていたが、進言しなかったのだろう、
 7のトップがセキュリティを知らないと報道されていたが、
 私は知らなくても問題あるとは思わないが、
 進言できないサラリーマン環境に置いたのは、トップの落ち度と思う。