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寝台特急あさかぜと寝台特急出羽の物語
昭和39年頃、岡山県倉敷の小学校から、秋田県の男鹿半島の小学校へ転校した。
親父の仕事の関係から、転校を余儀なくされたのであった。
当時の引っ越しは大変なもので、今のように引っ越し業者なんていないので、
親父の会社の仲間が夫婦でやってきて、皿や茶碗を1つ1つ新聞紙で包んで、
木製のリンゴ箱に詰めていた、
小学校3年生の小生も、自分の私物をリンゴ木箱に詰めた記憶がある
岡山から東京へ 特急あさかぜに乗った、記憶が曖昧だが、
倉敷駅だと思うが、駅についた特急あさかぜにのるためドアを親父が手で押したが
開かない、体当たりしてさび付いたドアを開けて乗った記憶だけが鮮明に残っている。
上野から、寝台特急の1等寝台に初めて乗った、2階立ての広い寝台であった。
朝方起きて、小窓をスライドさせて外を見た
初めて見る雪景色で感動した記憶も鮮明だ。
寝台特急 出羽だったのかもしれない、秋田駅についた
4月の新学期に向けて、3月の秋田県は雪がまだ深かった記憶がある
秋田駅から、1時間30分 男鹿線で船川駅についた
道路には泥だらけの雪の塊があった。
親が転校届を出すため、学校の構内にいる間外でまっていたら、地元の中学生が話しかけてきた、
全く日本語(方言)が理解できなかったのを覚えている
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余談であるが、
船川駅は今では男鹿駅となり、船川港から日本海側の門前までは砂利道で、
門前から戸が湾への道は無かったのである。
今では 3の目潟の湖にホテルまでできているが、当時は3の目潟は幻の湖で
一般の人は誰も見たことがない湖だったのであるお知らせ
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