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PICのページ

PICマイコンを使った製作記事

開発環境で MPLAB X IDEや Cコンパイラが無償供給されることで
PICマイコンも使いやすくなった

PIC開発ソフトの使い方

MPLAB X IDE,XC8コンパイラが無償供給されたため、AVRのように使いやすくなった。

TEST基板製作のノウハウ

  PIC16F84A
  PIC18F14K50。
  LCDとLEDと電源を搭載

LCD表示 (C言語)

  PIC16F84A
  LCD2004を動かす
  C言語で記載

LCD表示(アセンブラ)

  PIC16F84A
  LCD2004を動作させる
  アセンブラで記載

PIC18F14K50アセンブラ

緑LEDとオレンジLEDを点滅させ
KEYスイッチで切り替える。

PIC18F14K50 C言語

緑LEDとオレンジLEDを点滅させ
KEYスイッチで切り替える。

PIC18F14K50 LCD

アセンブラ  LCDを表示させる

informationお知らせ

AVRマイコンを始めた理由は、メモリやI/Oが大きく、開発環境(C言語)が無償供給されていたからである。
AVRの欠点は製作記事や本が少ない事、販売種類が少ない事であった。後になってわかったことだが、PICの記事の方が実は少なく、苦労することになるとは、予測しなかった。   
マイコン入門としてアセンブラを駆使する場合はは命令が少なく、本も充実しているので入りやすい
PIC16F84Aは古すぎるマイコンで機能が少なく、今のUSB対応のPIC18以上は殆ど参考記事がないのである
AVRは機能や命令が多く、入門としては難しいかもしれないが、後は楽になる。
開発環境がMPLAB.IDEがアセンブラ環境で、Cコンパイラーが高価であったため、高機能のPICをC言語で組むのは問題があった。
基本的にPICはホビー用で基本的にアセンブラを使うため、メモリやCコンパイラーは必要なかったのであろう。
ホビー用としてもUSB機能やセンサー機能が必要になって、環境がC言語環境になると、PICはAVRマイコンに遅れをとってしまった。
ここで、開発環境MPLAB X IDE やCコンパイラー、XC8、XC16、XC32など 無償で供給され始め、PICのメモリも大きくなってきたので、やっとPICがAVRに追いついてきたのである。
AVRはメモリも大きく、 AVR Studio 6 はcコンパイラー込みで無償でインストールされるため、最初からC言語でポログラムが組めた
AVRのアセンブラは 昔でいうザイログZ80系のLD命令に近くオーソドックスである。PICはインテル系の MOV命令のような流れである。
ハード的特徴は、AVRは動作クロックはヒューズビットと呼ばれるものがあり、プログラムでハードに書き込む、PICはプログラムに記載することで、プログラムで切り替えている。他は同じようなものである。
PICはPIC16**が8ビット系、AVRは8ビット系
PIC18が16ビット系、PIC24,32になると、電源電圧が3.6vになっている
40年も前になるだろうか、インテルから8080 8ビットマイコンが発売され、一気にコンピュータへの進化が始まった。 当時 TK80キットが販売され、大学の研究室に持ち込まれた。
カセットテープにプログラムを保存するため、波形整形の研究をしたものである。
その後、BSキットへ進化して ディスプレイがセットされ、簡易アセンブラベーシックが導入された。       当時、Z80マイコン、RAMメモリ、フロッピーディスクコントローラー、8255を、ユニバーサル基板で作り自作マイコンでグリーンディスプレイに表示させた。EPROMにアセンブラでプログラムを書き込んだのである
DOSはMS-DOSではなく CP/Mであった、バイオスを変更して自作フロッピーディスクにプログラムを書き込んだ   その後 セクターが128byte から512byte に変更して MS-DOSが発売された。
MS-DOSが今のwindowsになるのだが、商売的にIBMに入り込めたことでいまのマイクロソフトになったと考えられる 





1チップマイコンもこの頃登場した。
CPU、EPROM、I/Oを 1つのチップに収めたもので、家電製品に組み込むのに便利なものである
家電製品はマイコン化されていくのも、この時代からだ
8749はピギーマイコンと呼ばれ、表面にEPROMを持ち、プログラムを書き換えられるのである。完成したら、固定マイコンにて量産された
ホビー用、簡単な制御用として生まれたのが PIC16マイコンである
今まで、CPU、RAM 8255 でマイコン化された出力にLS74シリーズのTTL、MOSで基板が大きく複雑になっていたものが、PICなどの1チップマイコンが登場することで、TTLが必要なくなってきたのである。
通信系、USB I2Cが出てくると、マイコンの中に、機能が必要になった。後発のAVRマイコンはこの機能を取り入れ、C言語対応することで、先を行くことになった。でもPICも最近ではこの機能を取り入れたマイコンが発売され、根強いPICファンに受け入れられている

家電製品の機能が多くなると、ブロックごとに、通信で結ぶ「スレーブ方式」が主流になってくる 
自動販売機ではすでに20年以上も前からこの概念が搭載されているのであるが、最近、50本以上の細い線でセンサー類とマイコンを接続している家電製品を見た。
時代は流れても、設計部門が遅れている企業もあるのだろう。