3Pコネクタはスイッチング電源からの電源コネクタである。
回路図には、電源用のコンデンサは記載していない。
取り付ける場所がノウハウだから記載していないのである。
100uF〜470uF程度の電解コンデンサを基板の電源コネクタの近くに入れておく

電解コンデンサは高域特性が悪いので 0.1uFの積層セラミックをパラで入れて、


高周波ノイズ対策をしておく
コンデンサはセラミック、フィルム、マイラーなどがあるが、特性は勉強しておくとよい
今は、積層セラミックが容量が大きく、小さく安いので、今はマイラー等を使う人はいない
1000PF位になると、セラミックが多くなる

電解コンデンサは熱に弱いので注意が必要である。
新入社員が時定数部分にチップ電解コンデンサを使って失敗した例がある
今は、新入社員にノウハウを教える熟練社員がいなくなっているのが事実である。

今はお目にかからないがタンタルコンデンサがあった、
このタンタルは故障モードがショートモードなので、注意が必要である

PIC 初歩から始める
基板製作のノウハウ

パターン製作のノウハウは、まずGND アースラインから接続していく。鈴メッキ線を使用するのだが
廃棄するような、抵抗の足を使ってもよい
電源コネクタの近くに電解コンデンサーを取り付け、そのGNDラインから ICなどのGNDラインを
結んでいく、
ICの電源ピンには0.1uFを接続してあるので、0.1uFのGNDを結んでいくとよい
エッチングパターンを作るときは、アースラインは一筆書きのように、接続し太くしておく。

次は、電源ラインを結んでいく、アースラインと違って、ジャンプするときは、リード線でもよい
 

ICソケットの中に 0.1uF の積層セラミックが入っている。
ICを沢山使う場合にも、1つ1つのICの電源端子には 0.1uFをつけて置いた方がよいだろう。

実基板の電源の電解コンデンサとパラに0.1uFの積層セラミックを入れていないのは、
基板が小さく、ICまでの電源ラインが短いので ICの0.1uFで代用したのである

テスト基板は、LED2個(緑、オレンジ)、キースイッチ 2個 LCD 2004 4行×20文字
電源 5v をプラボードに取り付けた。
ソフトを頻繁に書き換えるため、PICKIT3の接続を回路を組み込んでいる
LCD,KYE、電源はコネクタで PIC16F基板とPIC18F基板を切り替えられるようにしている
(PIC18F14K50は内部クロックを起動しているので、外部クリスタルは無くてもよい)

PIC16F84AとPIC18F14K50にLEDとLCDを接続する

このコネクタはLCDの接続コネクタである
LCDを見ると、大きなコンデンサは、入っていない

LCDまでのリード線は約10cm程度だが、
電解コンデンサを入れて、電源を安定させておきたい

チップ積層セラミック 10uFを1と2ピンに入れている

発振素子はクリスタルとセラミック振動子がある
温度係数からいうと、水晶が安定しているが、パソコン基板
のような高精度なものに使われている

一般的には、セラロックで十分であろう
マイコンICのピンにできるだけ短く、近くに配線する、

工事中ーー