電源関係
トランスは特注である
コンデンサーは15000μF
ファーストリカバリーダイオード使用

前段、高速電源 2SC1161、2SA566使用
後段 高速電源 2N3055、2SB600使用

保護回路はプリントパターンを起こした。
配線は、ダイエイ電線OFCコードで引き回している。
温度補正用のTRをパワートランジスタに友締めしている。

入力のFETは2N3954、2SC1400を使用
中段は、2SC1775A、2SA872A
2SC1161、2SA653
終段は、2SB541、2SD388

幻のトランジスタと言われている。
購入したのは、今から40年程前だろうか?

金田式アンプは、一度聞くと
市販品のアンプシステムと次元が異なるのがわかる。
楽器、1つ1つがはっきりと聞こえ、うるさくない、、
静かなので、ついついボリュームを上げてしまう。

音の3台要素、
   入力部(カートリッジ、CD)
   出力部(スピーカー)
   増幅部(アンプ)、、、

入力と出力で全体の70〜80%は変わるが、残り20%がアンプで左右される。


初段のFETは 2N3954(FD1840)がクリアできれである。
FD1840は 2N3954の選別品で値段も4000円近くしたので、半額の2N3954を使用
しているが大差ない。

これに代わるのは、2SK30AGR 位なものだ、他は使えない

終段のTRは 樹脂モールド化され、メタルキャンタイプはコストも高いので
次々に生産中止となってしまった。
特に拡散メサ型は音が良いのだが、ほとんど入手不可能である。



過去にジャズ仲間が持っていた20万以上するアキュフェーズのアンプと
この金田式アンプをJBL4343で比較してみたが、驚いたのはいうまでもない。
市販品は売り物であるため、信頼性や使用部品を考えたら仕方ないことだろう。
部品が生産中止でで、金田式を作れなくなっているのが現実である


AB級80wメインアンプ

AB級 80W DCメインアンプ