ローテーター補助コントローラー
開発目的:
20年前は 1チップマイコンも簡単に入手できないので、A/D変換 UPD7001c:8ビット逐次比較型A/D変換器
や8ビットマイコンの8749Hを使用したが、
数年前から AVR を入手できるようになったので、切り替えてみた。
AVRのおかげで、随分簡単に組める
設計:
ATmega88 C言語で組んでいる
エモト FX1200のDIN端子は、右回転、左回転 と方位に合わせて 0〜5v電圧がでている。
右、左回転は GND(8番)に落とせば回転を始める
電圧は 0〜5V なので
AVRの ADC 端子に入れる 0〜1024 ビットで変換される
方位=(ADC×360)/1024
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ボタンの オレンジと青の3列は
左周りボタン ストップボタン 右周りボタン
黒は 一気に 方角北 0度 にもっていく
白は いつもの待機位置 240度に戻す スイッチである
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オフセットを設けている。
オフセットとは、
実は、私の家からの方角で、ローテータの(スタート位置)を真北にもっていくと
不便なのである
3エリア方面は約240度、7エリア方面は約30度
使用範囲が、この範囲なのである
よって、ローテータのスタート位置が 100度位にしている
ローテータの針は 100度位ずらしているのだが、
同じように、デジタルデータ方位にも オフセットが必要だ。
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HFアンテナへの対応
タワーには エレベーションシステムで トラックごとアンテナを上空へあげている
そのため、ブームの向きが決まってしまう。
例えば、430Mhz が真北 0度 に向いていたら、当然 HFアンテナは 直角に
90度の方向を向いてしまう。
ローテーターのメーター針が HFと430Mで 90度違うのである。
とりあえず、HFアンテナのビーム方向を青色のプラ矢印を貼った
234度は エレベータでアンテナを降ろせる方向である。
ここをホームポジションとして、無線活動が終わったら、戻すようにしている
万が一、強風で ローテーターが回転しなくなったら、降ろせなくなるからである。
電源は ローテータの4番端子から 8Vが出力されているので、これを利用する
失敗談、、、、失敗は成功の基
HFを運用して 気が付いたのは、ヨーロッパ方向は 北北西である事
オーストラリアやニュージーランド、は南南西方向が強い、、、
地図を手に入れた
ホームポジションは NWの方向を向けた。
自動方向移動 (プリセット)の追加
ローテータ本体にプリセットVRが付いているのだが、結構いい加減である。
真北を スタート 0度に設定していない理由もある
手元の補助コントローラーは ボタンのスペースが無いので、ボリュームを付けて、設定したい方向を表示させた。
例えば、342度にして、「スタートボタン」を押すと、自動的に回転し、停止する。
これは、以外に正確である。
原理は簡単である。
プリセットボリュームは Bカーブを使う、 10KΩ〜
VRから 約0V〜5Vが出てくるので、これを、0〜360度に計算しなおす。
後は7セグメントLEDに表示させる。
スタートボタンを押すと、プリセットVRと ローテータのVRを比較しながら、同電位になるように、回転させる。