長くクラブを使っていると、グリップが滑るようになってくる
交換する必要が生じてくる。
昔は、ゴルフショップに持って行って、交換してもらった事もあったが、重さやバランスを
気にするようになると、自分で交換するようになった。
交換は簡単で、誰にでもできると思う。
しかし、クラブの進歩が激しくなると、交換するまで使用することないし
グリップの耐久性も上がったので、水洗いすることで、交換なく使えるようになった。
でも、今は、グリップの太さのフィーリング、色、ファッションで交換をするようになった。
多種多様に楽しむには、自分で交換するようにしないと自由度がない
グリップ交換は、簡単にできるので、覚えて置いた方楽しめると思う。
基本的には グリップ交換液、両面テープ、カッターナイフがあれば、グリップ交換だけはできる。
シャフトをカットして試打したら、飛ばない、短すぎたなんて事もあるので、長くする(インチアップ)する
方法がある。
写真のようなシャフトエクステンダーと言うものを購入する。お店で見かける事は殆どないので
ネットで購入する。¥200円程度である
0.5インチ、1インチ用がある。
差し込んで、エポキシ接着剤で固定する
古いグリップにカッターで切れ目を入れ、外す、
カーボンシャフトはカッターで傷を付けないように注意してカットする
シャフトの両面テープの残骸はアルコールではがしておこう。
グリップを装着し、1日経過して乾燥したら、
バランス調整をする。
C9〜D2に合わせるのは
鉛の板である
0.8mm厚と1.0mm厚の2種類あればよい
3g、6g、9g など作って 両面で貼り付けて調整し
最後は両面テープで貼り付ける
安い両面テープは剥がれるので、高級品を選ぼう
NITTO No,500 を使っている
バックラインがあるグリップは、先端と後ろに矢印があるので
これを、ヘッドのフェース面に合わせるのが重要だ。
捻じれていると、グリップを握った時、フェースが合わない
バックラインがストレートでないと、違和感を生じる
シビアに調整が必要なので、バックライン無しを使えば
気にしなくてもよくなる。
さて、一番重要なバランスの調整である。
一般的に、C8〜D2位が標準となっている
クラブの重量が軽ければ、楽に振れるが、このバランスで、軽く感じたり、重く感じたりするのである。
女性用は概ね、C6〜C9が多く、男性用はC9〜D2が多い(プロは除く)
実は、どちらでもよいのである、自分のフィーリングだけなのだ。
ただ、全クラブ(ウッドを除いて)同じバランスにしておいた方がよいでしょう。
私は D0、カーボンはC9にしている。
グリップを選ぶ場合、フィット感と重量を選ぶことが重要である
35g〜100gまで 標準は50gである
自分のバランスに合わせて購入するとよい
写真のように、シャフトの上にいろいろなグリップを置いて選択する
次にグリップの装着方法である。
ゴルフ用の両面テープを貼り付ける
シャフトにらせん状に巻くのが昔のスタイルであったが、
今は写真のように縦2本である
簡単だし、グリップを持った時違和感がないからである
次に、装着液を、グリップの中に吹き付ける
穴が開いているので、手で塞いで上下に振る。
両面テープの保護紙をはがし、
たっぷり、装着液を振り掛ける事、
けちると、グリップをシャフトにはめ込んでいる最中に
固まってしまうからである、
後は、一気に はめ込もう
Lは女性用、Mは男性用と言われるが、自分の手のサイズで選ぶとよい
Lは細いだけである
もうひとつ、注意するのは、バックライン有無しである
バックライン有は、指の関節が合えば、常時同じように握れるので、方向が合わせやすい
クラブのフェースを合わせられない初心者はこちらの方がよい。
でも、常に自分の意識した方向と違う方向に飛ぶならば、グリップの握り方の問題でしょう。
バックライン有を選択した場合、自分の握りとバックラインを合わせる必要があります。
シャフトを短くしたい場合はカットする、
スチールはのこぎりで切るのは大変なので、パイプカッターを使用すると簡単に切れる
カーボンをノコギリで切る場合は、そのまま切るとササクレができるので、1周のこぎりで1mmほど
傷を付けてから、本格的に切っていく。
自分の身長に合わせてカットすればよいので、参考の表を記載しておこう。
今のクラブは見た目飛距離を追求しているので(飛ばないと売れない)長さも長くなっている
短くすると 飛距離が落ちるからだ、
打ちやすさを求めるか、飛距離を求めるか、自分の技量と好みである。
今、#5で、38インチが標準だが、39インチ 21度や38.75インチ 26度と長くなっている
XXIO 10 は #5で 38.25インチである
飛ばないクラブは売れないので、長さやロフトを調整して、見かけ上飛ぶように設定している
それだけ、技術の進歩で振りやすくなったとも言える。
#5 で180ヤード飛ぶとか、優越感を感じられる商法である。
シャフトの長さ測定は60度法とヒールエンド法で測定する
カタログなどに書かれているものもあるが、記載されていない
方が多いだろう
ちなみに私は、60度法で測っている