味噌汁 (出汁の取り方)






美味しいご飯が炊けるようになると、次は美味しい味噌汁を作りたい

今は、カップ味噌汁や 味噌汁の元をお湯で溶かすだけでそれなりの味噌汁ができる。
しかし、血圧が高めの人には最悪の結果になるのは見えている。
外食の味噌汁に慣れてしまうと、大変なことになってしまう。
それでは、薄味にして、簡単に作るには、
鍋に具を入れて、だしの素と味噌を入れれば、簡単に味噌汁はできる。忙しい家庭には手っ取り早い。

実は、出汁が美味しくないと、味噌を多くしないと美味しくならない、だから出汁を美味しくすれば薄味にできるのだ。



美味しい味噌汁は出汁から

実は、美味しい出汁が作れるようになると、鍋、うどん、そば、あらゆる料理に使うことができることが 素人ながらわかった。

出汁の作り方は、いろいろあるが、昆布と混合削り節を使った 出汁を作ってみよう。
鰹節は高価なので、安い混合削り節を使った。

実は、自分好みの味の出汁になるまで、数十回かかった。時間、分量など、、、




初めに 2人分 600cc程度の浄水に昆布をカットして入れておく、 私は 3時間以上浸けている。
最低 30分以上は浸して置いた方がよいだろう

1)次に、中火で 80度まで上げたら、昆布を取り出す (90度以上は厳禁だ)
  昆布の嫌味成分が出てくるので、沸騰させてはいけない

2)昆布を取ったら、一旦沸騰させて、昆布の嫌味成分を飛ばす
  火を止めて、少し水を入れて温度を下げる。

3)次に、削り節を適量入れる、 20g〜40g 料理人は40gも入れているが自分の好みの味に仕上げる
  弱火にして 1分ほど煮込む
  (絶対沸騰させてはいけない)
  *この煮込む時間は 人によって 3分と言う人もいるが、削り節の風味を濃く濃く出したい場合である

4) 火を止めて 4分 削り節が沈むまで放置する



出汁を濾すのだが、 キッチンペーパーなどで濾すのが良いが、毎日作っているので、もったいない
そこで、よく使われている濃し器を使う
値段は高いが
「 こし器 ステンレス製 板前さんダシ取り名人 」 を使っている


   

5) 削り節は絞ってはいけない。 多少出汁が残っている程度で 捨てよう
   削り節の嫌味がでてしまうからである

この出汁で うどんやそばなども作れる

沸騰させたり、試行錯誤したが、 沸騰させると、削り節の嫌味が出る。
昆布は 数時間浸すことで、うま味が出る。
沸騰させると、なんか違う。

人の好みは違うので、沸騰させて削り節の味を出したのを好む人もいるので、自分好みに仕上げるのが料理なのだろう。



出汁を使って味噌汁を作ろう




豆腐は適当に切っていれる、ワカメは乾燥ワカメを使っている、 油揚げは軽く湯通ししたものをいれる
ネギを入れて 温める

火を止めてから 味噌を入れる
レシピ本などでは、30g程度になっているが、これは、外食の味 高血圧の元である。味噌も種類があるので、好みにしよう

私の場合は 600ccの味噌汁で 約20g程度入れる。(信州味噌である)
こんなに薄くて、、、と思うだろうが、出汁が美味しくできていれば、味噌は少なくても美味しい味噌汁ができるのである。


だしの素などで簡単に作った味噌汁は、味噌を濃くしてやらないと美味しくならないので仕方ないと思う
料亭で食事をした後に 喉が渇くのは味を濃くすればごまかせるからだ、
美味しい料亭では 喉は乾かない。


イリコ出汁

あっさりとした味噌汁の出汁は 煮干し出汁だろう。
鰹節出汁にひかくするとちょっと面倒である
煮干しの出汁は 誤ると、臭みのある出汁になるので注意が必要である。



初めに 煮干しの頭とハラワタを取る、煮干しのエグミが出るから

昆布と煮干しを10本ほど入れて 3時間以上放置しておく




中火にかけて、 80℃位になったら、昆布を取り除く、
弱火にして、沸騰させないようにして、約5分程度煮込む

少し灰汁が出るから、すくいとる
火を止めて、3分程度したら 煮干しを取り除いく  (濾し器を使う)




あっさりとした美味しい味噌汁ができる