回路はGOAと呼ばれている1990年頃の回路である。
初段のFETは ソリトロンの2N3954、2SA607,を熱結合している
小信号用は2sC1400である
2SA653,2SC1161
ドライバートランジスタは 2SA627、2SD188である
スペースの関係から、終段は1段として、アイドル電流は30mAにしている
基板からリード線で2SC1400を放熱フィンに付けたドライバーTRに熱結合させている
CDに直接接続できるように ボリュームをつけた、デテントVR 100Kである
配線はダイエイ電線のOFCコードを使う
保護回路は スピーカ出力の電圧を見ている、パワー電源の電流を見て、異常があるとシャットダウン
するようになっている
基板を起こしている
45Vの高速電源である
2SC1161,2SA566をドライバー段に使い
2SA726,2SC1400を熱結合している
パワー電源は25Vとしている
高速電源で 2SB600と 2N3055で駆動している
次段のドライバートランジスタは今は無き 2SA566
2SC1161を使用している
検出回路は2sC1400を使用している
トランスはタンゴのDC65である
電解コンデンサは 15000uF、6800uFを使う
整流用ダイオードは
ファーストリカバリ」ダイオードを使っている。
このアンプは 金田式のトランジスタアンプの集大成に近い回路構成で作っている
1988年頃、GOAと言われるアンプ回路で電源からアンプまで最新になった。
この後は、部品の入手困難性から、真空管ハイブリットへ変化していくのである。
個人的には、この頃のアンプが好きである。
金田式は、穴あき基板を使い2497の無酸素銅で配線を勧めているが、
パターンを起こして綺麗に作るのが好きなので、銅板からエッチングして作っている。
配線はモガミ2497などを無理やり配線しているが、モガミの細い線で作りやすくしている、
音質の差はあまり無いと思う、