トランジスタを使うときはプッシュプル段、カレントミラー回路では 特性を合わせる
市販品で 1990年以前では ペアでhfeが記載されて販売されていたので
さほど気にせずに使っていた。
しかし、入手困難になった時期に 2SA649が1個故障した、友人から4000円で譲ってもらった。
1990年は、金田式アンプの全盛時代だったのだが、すでに入手困難であった。
その後は、入手困難からトランジスタアンプは真空管式の金田アンプに移行し、
作れないため、トランジスタの価格も下がってきた。
当時は、2SD388+2SB541 4ペアを2万円で譲ったこともあった。
さて、故障したトランジスタのペアリングするため、hfeを合わせる必要に迫られた
金田式の雑誌で、簡易的はhfe測定方法があったので流用した。
実際には 電圧は20V以上かかるし、A級、AB級 B級など、コレクタ電流が異なるので、
hfeは変わってくる
しかし、ペアリングするためなので、電圧は5Vにして ICを約400mA流すようにしてIbベース電流を測定した
これで、2SD188と2SA627 をペアリングしている
2SA607も同程度のhfeを選んで熱結合した。