1980年代はレコード全盛時代であった。
ダイナミックレンジを追求した、ダイレクトカッテイングレコード
も発売された。確かに音質がよかった。
その後 CDへと移行していくのだが、当時のCDは 
サンプリング周波数も低く、20kHzでカットされたため
非常に満足できない音であった。

しかし、これは、マニアの世界だけであって、
一般的には、レコードを再生する技術は、マニアか、
高級レコードプレーヤーしかなかったため、
レコードと比較して、CDが音がよかったのである。

レコードプレーヤー

テクニクスの SL1200 ダイレクトドライブに換えた
サエクWE308 トーンアームは取り付けできなかったので
そのまま使う事にした

ゴムシート防振されているが再生音に大きく影響する
そのまま使うと、音がごちゃごちゃとうるさい
レコード盤が微振動しているのが影響していると思う。
重たいスタビライザーをレコード盤に乗せて振動を抑える
方法もあるが、
豚側シートを乗せている。
これで、レコード盤の異常振動がなくなり
静かに再生できるのである
40年ほど前に購入したものだが、今でも、鹿皮とか豚皮シート
また、工夫したものが、マニア向けに販売されている

レコードプレーヤーの足には、振動防止のスタビライザー
をつけた

音質への追求

MCカートリッジのDL-103Rである。
40年前は MMカートリッジ オルトフォンMC20 やシュアータイプ3、4を使っていたが、
DL103Sに変えたその後 DL-103R に代わっている
金田式プリアンプができた理由もあるが、MCカートリッジの方が音がよかったからである

レコードを再生する場合重要なのは、
カートリッジとトーンアームである

有名なのは、シュアー タイプ4
        オルトフォン 
MMタイプのカートリッジが発売されていた

音がよいのは MCカートリッジであるが、
専用アンプが必要なので、一般的には使われていない

マニアか、高級オーディオしか、レコードを忠実に再生できない
理由はここにあった。

MCカートリッジは DL-103

トーンアームは パイオニアのPL1200のアームを外して
取り替えたら、非常にクリアになった

レコードプレーヤーから出ているケーブルは捨てて
モガミ2497とダイエイ電線で、カートリッジから出ている線の
基板にはんだ付けした

アース線は黒リード線をはんだ付けして伸ばす

アース線をプリアンプのシャーシに接続していないと、
静電気で、ノイズが発生して、パワーアンプの保護回路が
働くことがあるので、注意する。