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何故、コントローラーをマイコン化するのか?
設置する時、例えば、真北(0度)に起点を合わせる。
360度度回転させて、アンテナが真北に戻ったとき、大きくコントローラーのメーターはズレている。
これを修正するため、後ろのボリュームで調整する。
しかし、この調整が結構面倒で、精度が悪い。
左は。ネットオークションで手に入れた クリエートRC5Aである。結構好みのデザインであった。
右は現在使っているエモテータ1200FXである
私の場合はローテータは棚の上に置いて、リモートスイッチを手元に置いてコントロールしている
デザイン的にエモテータが飽きてきたのもあるが、ダイレクトメモリーをいちいち回してスタートボタンを押すのが面倒と言うこともある
マイコンで作るのも楽しい。
ということで
RC5Aコントローラを手に入れて、エモテータ1200FXを回す
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RC5Aは 100VのACでモーターを回している。一方クリエートは 17V〜30VのDCでモーターを回す
方位回路は メーターを回すモーター DC5〜12Vで 正逆回転する
回転ボリュームは、クリエートは 360度回転する600Ωの半固定抵抗だが、
クリエートは 5kΩの 300度位しか回転しない普通のボリュームなので、回転しすぎると、ギヤーが壊れるので注意が必要である。

照明は電球なので、白色LED照明にした。こちらは断然綺麗だが、12V電源が別に必要である
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初めに電源回路の設計・製作から始める。
エモテータのトランスを流用する。ダイオードで整流して 3端子の可変ICを使って電圧を変える
1)5〜12V メーター用
2)17V〜30V ローテータ用
3)12V LED照明用
4) 5V マイコン用
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マイコン用はコーセルのスイッチング電源基板を使う 約1A用
LED照明用の12Vは 8VのACをダイオードで整流すると約12Vでるので、そのまま使う
その12Vを LM317で5〜10Vを半固定抵抗で可変する
(何故、メーター用の電圧を可変にしてメーターの回転スピードを変えているかは後でわかる)
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ローテータ用の17V〜30Vも 手持ちのLM317で作ったが失敗だった。
ローテータは 約1.5A程度流れるので、 LM317は MAX1.5Aなので NGである。
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余談であるが、
最近のメーカー設計者は知識はあるが経験不足が多い、時代の流れで仕方ないことなのだがカタログ見て1.5AだからOKなんて言っている
これは無限大放熱フィン設計のカタログなので 明らかにPCを超えてしまうのだ
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LM338は 入手は難しく、LM338Tは入手できる
しかし、せっかくなので、LM338を機器から外して使う事にした これなら、MAX8Aである

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LM338 を放熱フィンに取付て、電源を確保する

マイコンでコントロールする 正逆モーターモータードライバーIC TA8428Aは 放熱フィンを取り付けている

コントローラーは棚の上に置いているので、CCW/CWスイッチは殆ど使わない。
手元に置いたリモートBOXで CCW / CWをコントロールする。 メモリーボタンは 3個用意している。
長年、自分の使い方から コントローラーに付いている方位ボリュームは面倒なので使った事がない。
ダイレクトメモリーも数個用意したが、結局3個位しか使わない、、、
だったら、手元のリモートBOXに3個付けた
設計製作手順ーーーーーーーーーーーーーーー
最初に、メカローテータをCW/CCWで回転させる、同時にVRの抵抗値をAD変換してデジタル数値に変える
デジタルで方位を表すのは簡単である。
次に、メーターを CW/CCWに回転させて、VRの抵抗値をデジタルに変換して表示させる
後は、メカローテータのデジタル数値とメーターの数値を一致させれば、
ローテータの回転に合わせてメーターが回る
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作ってみて、動作させてみて、今更とおもうけど、失敗作であった。
精度が悪い
元々、クリエートのローテータは AC駆動の為、精度よくストップさせる事ができない。430Mhzアンテナには不向きなローテーターである
コントローラーもそれなりにいい加減、、、、、、、とは思わなかった。
ギヤーモーターを使い、メータに直結しているため、電圧を下げても細かくコントロールする事ができない。
メーターが動きすぎるのだ。
クリエートの本体も精度が甘いので、このメーターでもよかったのだろう。
結論は、このコントローラーは、ローテーターには不向きだ、風向計程度に使えそうだ
そこで、エモテーターのメーターを使いことにした。
さすがに、精度がよい。
ベルトが劣化するのが問題だが、メカ設計精度はよい」

DCモーターでギヤーを組み合わせてメーターを回しているため、モーターを止めると、バックラッシュは殆ど発生しない
また、モーターの電圧を下げて回転数を落とすと、細かくメーターを指示することができる
30年も前の設計だが、クリエートより遥かに高性能であった。

メーターをケースに入れてみた。
バックライトは LED照明、電源とスピードコントロール、 CW/CCWボタンとメモリーボタンは、リモート操作するため、
コントローラーには付けていない

ケースが小さかったので、かなり詰め込んだ。
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