ハムログの通信
ハムログと無線機の通信は、通常は 無線機からの通信を見ている。
バンドを切り替えたときは、モード+周波数が出力される。
周波数ダイヤルを回した時は、周波数が出力される。
ハムログ入力するための、LOGーAを開くと パソコンから 要求送信を2回繰り返す、それに従い
無線機から周波数が返信される。
それをハムログは表示している。
デスクトップパソコンは、RS232Cコネクタが削除されているが、ボード上にCOM1が搭載されているので、
COM1がそのまま使える。
ノートパソコンはRS232CーUSB変換機器を使用しなくてはならない。
無線機が2台あると、COMの設定が面倒になる。
ICOM IC9700とHamlog の接続はできたが、 ヤエス FTDX101やFT710の接続は厄介だった。
FTDX101MPには FT8用のUSBは接続済み、
RS232CはCATコントロールで使っている。
ヤエス無線機のリニア端子は 周波数に合わせてデーターが出力されているので、それを CI-Vデータに変換して
出力すれば、Icomとヤエス無線機の周波数を同時にハムログに載せられる。
(当然、2台とも電源が入っているときは、バッティングしないように切り替えSWは必要になる)
通常、ハムログとリグを接続するには
ヤエスの場合は RS232Cポートとパソコンを直接接続する
RS232C-USB変換コネクタを使う
ICOMの場合は CI-VーRS232C変換基板を使って RS232cから USB変換コネクタを使う
USBの場合は COMポートが変わる。
ハムログはLOG「A」〜 入力画面ごとに、リグを設定できる、リグごとに、画面を切り替える必要がある。
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今回、製作したものは、スイッチで リグを切り替えることで、ハムログはそのまま入力できるようにしている。
簡単に言えば、
IC9700とFTDX101を切り替えるのはスイッチの切り替えで行う。
ハムログの周波数とモードが自動で切り替わる。
概念
CI-VーRS232C変換基板をパソコンのRS232Cポートに接続する、
USBしか無い場合は さらに USB変換コネクタを使う
ハムログは 通信アドレス IC9700は 「A2」なので 設定する
FTDX101は RS232Cから CATコントロールする。
CATコントロールで 取り出した モードや周波数を CI-Vデータに変換して IC9700の CI-Vコネクタに接続する
当然 FTDX101は のデータは IC9700のアドレス「A2] にして送信するので、
2台の無線機の電源をONしていたら、バッティングするので、スイッチで 切り替える
2台目が ICOMの場合は 送信 アドレスを 「A2 ]に変えて送ればよい。
これで、何台でも ハムログに接続することが可能になる。
周波数データは
CI-Vでは 18Mhz は 0x18
ヤエスでは 0x31、0x38 2バイトになる
dat_t1=0x31; dat_t2=0x385;
dat_t1 <<= 4;
dat_t2=(dat_t2 & 0x0F);
dat_fw1=(dat_t1 | dat_t2);
dat_fw1 =0x18 になるので、CI−V送信すると ハムログが18Mhz表示する
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ヤエス無線機へののコマンド
/*-----------------------------------------------------------*/
void fr_get(void)
{
datc=0xFE;
rs_putc ();
datc=0xFE;
rs_putc ();
datc=rig; //A2 IC9700
rs_putc ();
datc=0xE1; //E1
rs_putc ();
datc=0x03; // 周波数
rs_putc ();
datc=0xFD; //FD
rs_putc ();
}
//------------------------
//1文字送信
void rs_putc (void)
{
loop_until_bit_is_set(UCSR0A, UDRE0); //UDREビットが1になるまで待つ
UDR0 = datc;
}
上記は ヤエス無線機に対し、周波数をよこせ! と言う問いかけである
for 文でも良いが、簡単に、1文字づつ送信している
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ICOMの CI-Vコントロールも、基本的には ヤエスと同じである
ヤエスは 問いかけに対し、返信と言う 1対1の関係なので、わかりやすい
ICOMも 問いかけに対して返信もする方法が簡単だが、、
複数の機器を接続できるため、無線機も、バンド切り替えや周波数ダイヤルを回すと自動的に返信される。
ハムログは 入力画面を起動させたら、1回だけ問いかけるが通常は問いかけないので、無線機が発信するしかない
返信される電文は多少種類があるので、分類するノウハウが必要になる。
完成した基板を実運用してみる
FTDX101は 50W、100W、200Wに切り替える、
同時に、USBマイクゲインも切り替える
ポーリングして取得した周波数。モードを CI-Vに変換して パソコンに送る
パソコンのハムログは自動で周波数。モードが切り替わる
注意は RS232Cには LCを入れている
3.5Mhz、7Mhzで LCDが誤動作したから、、