3/4λのフォールテッドダイポール
インピーダンスは約110Ωだったので 50:110Ω 1:2 バランが必要になる
大進無線のKITーDBー110V シリーズが使えるので購入して使ってみたが、
SWRは1.5位で あまり性能がよくない
フルサイズのワイヤーアンテナのバランは 通常は1:1 である
実際には、ワイヤーの張り方で 50Ω〜100Ω位変化するので、バランはそれに合わせて作ると、性能は良くなるが、
ワイヤーの張り方に合わせて、バランを調整することはできないので、SWR=1.5位に収まればそれで 普通はOKとする。
後はアンテナチューナーで合わせこむのが普通だろう。
バランは作り方でも大きく性能が変わる。 。
性能をよく作りたいものだ。
右は 図面を元にポリウレタン線 1mmを2重に巻いた 200W用である
50:110 バランの巻き方は 概ね 2種類になる 左が Aタイプ 右が Bタイプである
Aタイプ バランの製作
200W用に 1mmのホルマル線を2重にして巻いた 50:110 バランである
実際に作って見るとわかるのだが、同じように作っても、性能が違うのである。 何がちがうのか???
1個目は SWR=1.098 2個目は SWR=1.1
実際に 3/4λフォールテッドダイポールに接続し,無線機の近くで測定しててみたら R-58、X-30 Xが高めになった。
2個作ったが、性能が違う、、
Bタイプ バランの製作
1コアで 4本の1mmの ポリウレタン線を よじって FT140に12回 巻いた (ハイパワー用に1本だけ2本巻きしている)
ノウハウは Mコネクタと アンテナ端子を短くすることでかなり性能があがった
実際に 3/4λフォールテッドダイポールに接続してみたら R-52、X-11 Xが下がった。
110Ωバランをいくつも作ったが、ここまで追い込むのは結構苦労する。
実際に運用してみたら、国内では 20mHの クリエートの318 短縮ダイポールより 良いのである
パイルにも強い
やはり、フルサイズアンテナは強いのだが、3/4λフォールテッドダイポールはそれを超えている