CL6ADX  50Mhz

50MHz クリエートアンテナ CL6ADX

       50Mhzの5エレを自作してみたが、受信感度は良いが飛びについては自信がない
       市販品と比較するため、 CL6Aを購入比較してみた。
       
       せっかくなので、自分で設置できる最大の長さにしてみた。  重さ約6kg
       6エレメント ブーム長 5.7m ワイヤーで釣るものではない。
       
       普通なら、6mになると エレベータで降ろしても、高さ5mあるので、自分で設置はできない
       しかし、このCL6ADXは 3分割できるので、分割して設置できそうであるた

       八木アンテナを設置するには、タワーが邪魔にならないようにエレメントを配置しなければならないが、CL6Aの5エレメントは 各エレメントの間に
       クロスマウントを設置できるが、6エレメントは重心にマストクランプを設置すると、タワーが邪魔になって取付できない

       クリエートにこの問題を聞いてみた。タワーとエレベータを作っているメーカーなのに、「????」まともに回答できなかった
       クリエートと言うメーカーは30年も設計が変わっていないので、もう技術者は居ないのだろう。

         




これは、昔の図面なので、Uバランらしきものが付いているが、少し変更されて、Uバランが無くなって LC回路に変わっている
自作の5エレメントは Uバランを付けているが、受信は良いが、送信に気になるところだった。


 


Cコンデンサは 3kVの物を使っている。(耐圧 SSB 500W)  FT8なら、 100Wが限界だろう。




クロスマウントをエレメント間のセンターに設置するため、ブームの後ろに錘を付けた。
ホームセンターで鉛板を買ってきてブームに巻く、簡単な方法だが、簡単に調整できる





昔の設計だが、市販品は丈夫に作られている。
水抜き穴は 各所に付けられてるが折り返しダイポールのアルミエレメントには無い。多少水が溜まるだろう。
高さ 6m位のところに設置してデータを取ってみた。
自作より バンド幅は広く、SWRも低い、
FMでも使うには、取説にあるように、エレメント全部を3cmほど短くすればよいらしいがゲインは下がる。

 
    CL6ADX                                      自作5エレメント

 

20mHのタワーに取り付ける。
HFアンテナと 430Mhzアンテナに挟まれて、どのような干渉がおきるか?、

1) 430Mhz 2+2段
2) 18−24H    18Mhz と 24Mhz の4エレメント
3) 50Mhz  CL6ADXC を取り付けた

やはり、約6m弱になると、スライドレール治具を使わないと設置は出来なかった。






高さ5m エレベータで降ろした状態と 上空 18mに上げたデータ

上空だと、タワーの影響が無い為か、 共振点 が50.00付近になってしまった。
FT8の 50.313Mhzでは SWR=1.5位である

後日、輻射器の長さを 1〜2cm 短くしよう



50.313Mhz のSWR が1.5位あるので、少し調整する

   
      高さ4m                           高さ 15m

高さ 4m では タワーや地上の影響を受け、共振点は 50Mhz位が 50.9Mhzに上がる
これを見込んで 0.2Mhzほど周波数を上げる

エレメント D1を RA側に 8cm近づけると 共振周波数は上がる。
しかし帯域が狭まるのだが、、、、、

 

高さ 4mで 共振周波数を 51.083Mhzまで上げた
結果、上空 15mでは 50.313Mhzで SWR=1.2位に下がった、バンド幅も極端に狭くはなかった