18Mhzアンテナ
10M、18Mの2バンドの自作のVダイポールで運用していたが、フルサイズにはかなわない
18mhzは片側 約3.8mになるので、ひげを付けて調整、10Mはトラップ回路であった。
しかし、短縮アンテナの限界を感じて、
10Mhz は モノバンドVダイポールに作り替えたら やはり飛びが違う。
18Mhzアンテナも ダイポールに限界を感じて、市販品を探した。
HB9CVアンテナ
多エレメントにしたいが、伸縮マストでは 重さや長さに制限がある 10kg以内、、
2エレメントのHB9CVアンテナがよさそうだ。
原理は下記である
結論から言うと、 自作する楽しみは減ったが 市販品にした。
作る価格や強度を計算したら、 購入した方が安かった。
RADIX は重さ 5.6kg 200Wまで入力可能 RY-172FA
なんの調整もせずに、ただ組み立てただけだけど、
SWRも小さく (R、X)ともに良好である
バンド幅も広い 、これなら アンテナチューナーなしで運用できそうである。
SWRは1.5以下で できるだけ小さい方が良いが、気にしなくてもよい。
重要なのは Rを50オームに近づけ、Xリアクタンス分を0に近づけること、
でもR-Xを調整すると SWRが小さくなるので、一般的にSWRを小さくすることは正解である。
この HB9CVは結構飛ぶのである。
FT8の運用で 2023年1月の DXペディションのブーベ島 猛パイルであったが、交信できたのである。
しかし、このアンテナの限界が見えた。
100Wの無線機を使っている場合には ぎりぎり FT8のパワーを受け止めて、交信できたが、
このアンテナの許容値は PEP 300Wなので、
200Wの無線機を使った場合には SSBやFMは問題ない範囲だが、
FT8は 4倍以上の耐圧が必要と言われるので、70Wが限界なのだ。
ブーベ島では 無線機のMAXパワー200Wで 燃えないか心配したが、すぐ交信できたので、燃えるまではいかなかった。
CY0S セーブル島も 18.096 でF/Hモードで出てきた
これは、時間がかかったので、時々、F/Hモードを外して冷やしながら送信していた。
真が悪い事に、停止中に返信があった。 とりあえず、手動で送信周波数を変更して返信したが、
危なく流れるところだった。
バランや トラップコイルが搭載されていたら、完全に燃えていただろう。
そろそろ、200Wに耐えられる仕様 3kW用に変える必要がありそうだ
参考まで、 ミニマルチの HX52A は 14〜28Mhzまで 使える HB9CVだが
耐入力 が 500Wになっている
FT8で使用したら、トラップが破損したらしい、100W以上加えられないのである