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HB9CV アンテナ
位相差給電アンテナと呼ばれる
2本のエレメントに逆位相で給電する、指向性を持たせるエレメントを少し短くしておく
2エレメントながら 3エレメントの八木アンテナより高利得となる
共振点などの微妙な調整が必要でコストも高いため 自作派には向いている

給電方法も2種類ある
GNDをブームとエレメントに接続して 同軸芯を ガンママッチのように接続する
これは、製作も簡単で、調整もガンママッチ棒を調整することができる
一方 フェーズラインをクロスさせた方式は 両サイドにスタブマッチコイルを取り付け、
エレメントはブームから 絶縁させている
これは、製作が難しく、調整も厄介だ
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エレメントの製作

前回は 角ブームにジュラコン丸棒を取り付け、丸棒にエレメントを取り付けた
しかし、ジュラコン棒は エレメントをぶつけると 簡単に折れてしまう。
タワーにアンテナを取り付ける時、タワーにぶつけて数本折れてやり直しした
また、ブームに穴を開けて取り付けるので、エレメント間の調整ができなかった。
今度は 約20mm角のアクリルに穴を開けて 6φのエレメントを取り付ける
20mm角のアクリル棒は 3mmのアクリル板に接着して、アクリル板の裏側に角アルミアングルを接着している
Uボルトでアクリル板を ブームの丸パイプに取り付けた
スライド式 エレメントは、最終調整が楽になる
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放射器の製作
5cm角の タカチケースをつかって、雨水がかかるのを防止する
5D-FBケーブルとスタブコイルとフェーズラインを アルミパイプエレメントにビス止めする
位相給電方式である。スタブの長さは結構適当でも SWRは変わらない

SWR調整は 位相給電アンテナの第一エレメントの間隔が大きく影響する。
カットアンドトライで 位相給電エレメント、第一、リフレクタエレメントの間隔を調整しながら SWRを最小にしていく。
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MMANAで 最適化をしながら、 エレメント間隔とエレメント長を決定しただけでは、SWRは下がらない。
最終調整は、 実際に組み立ててエレメント間隔とエレメント長を 1cm間隔で調整していく
難しいようだが、バンド幅が広いので、144.0〜146Mhz は SWR=1.2 以内に収まる
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とりあえず、シングルで 測定してみた。
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位相給電方式のアンテナは10エレメントだが、結構性能が良い
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