CDS センサーの活用

光を検出するセンサーで一般的なものは、フォトトランジスタや CDSセンサーである

CDSセンサーは昔は多く使われていたが、最近は フォトトランジスタが多くなっている
CDSセンサーは 光を当てると 抵抗値が少なくなる現象を利用している
フォトトランジスタは 光を当てると エミッターコレクタ電流が流れることを利用している



今回は CDSセンサーを利用して LEDの点灯を確認するセンサーを作って見よう。



LEDの点灯を確認するセンサーとはどういうことか?
LEDは動作確認の為の表示器なのに、その点灯を確認?? 当然疑問を生じる

LEDが点灯していても、機器が遠くにあったり、していると、見えない事がある。
製品を分解して内部から回路を引っ張り出す方法もあるが、製品に傷を付けないで、どのLEDが点灯しているか?
すなわち、製品がどのポジションで動作しているのか確認するものである。




光を検出するには、フォトトランジスタなどがあるが、太陽光や赤外光なら反応するが、青や緑は反応が悪い
緑LEDの波長から、フォトトランジスタが動作しない場合があるので、CDSを使ってみた




アマゾンで購入した安価なCDSを入手
CDSを緑LEDに当てると、約15kΩ 遮光すると 約200kΩで抵抗値が変わった
この抵抗値の変化ならば、HCシリーズ 74HC14 を使って ONーOFFを検知することができる



回路は CDSを82Kで プルアップして 74HC14に入力する








CDSは 0.1uFのセラミックコンデンサでノイズ除去して、LEDに貼り付ける
表示器は 7セグメントLEDにて表示させる